西国三十三所めぐり1日目|青岸渡寺の御朱印

西国三十三所めぐり1日目、第一番札所・青岸渡寺の山門と参道 御朱印

西国三十三所巡礼の第一歩として、第一番札所・青岸渡寺を訪れました。
あわせて熊野那智大社、そして日本三名瀑のひとつ・那智の滝も巡るルートです。

拠点は新宮。距離的には近いものの、熊野古道の石段や長距離移動もあり、
なかなか濃密な一日になりました。
さらにこの日は、最終的に500kmのロングツーリングも待っています。

果たしてどんな一日になったのか——巡礼と絶景、そして走りの記録です。


今日は西国三十三所の第一番札所である青岸渡寺を参拝します。
当然、近くにある熊野那智大社と那智の滝も合わせて訪問予定です。

宿泊している新宮からは30分弱で到着できるので、のんびり目の8時半に出発。
ホテルを出て交差点で信号待ちをしていると、目の前には昨日登った神倉神社が見えています。
ここから見ても、その高さと「ゴトビキ岩」の大きさがよくわかります。

新宮のホテル前の交差点から見える神倉神社とゴトビキ岩

昨日の階段もかなりきつかったのでどうしようか迷いましたが、
せっかくなので熊野古道として知られる大門坂の石段を歩いて登ることにします。

平日にもかかわらず、大門坂の駐車場は半分近く埋まっています。
歩き始めると観光客もちらほら。

熊野古道・大門坂の入口に立つ石碑と山あいの風景
大門坂に立ち並ぶ杉の巨木

夫婦杉から多富気王子跡まではこの程度なら…と思っていましたが、
そこから徐々に傾斜がきつくなってきます。

大門坂の夫婦杉付近、木々に囲まれた古道
大門坂の傾斜が増してきた石段付近の杉並木

途中で休憩を挟みつつ、なんとか登り切り、大門後の広場のベンチで一休み。

大門坂を登り切った広場のベンチで一休み

気を取り直して進むと、参道から見上げる階段が現れ、思わずため息が漏れます。

那智山参道入口から見上げる長い石段

なんとか500段近い階段を登り切り、やっと境内に到着。
自分より年配と思われる方々も平然と登り切っている姿に、体力の無さと体の重さを痛感しました。

熊野那智大社の朱色の鳥居と幟旗
熊野那智大社境内へ続く最後の石段

手水屋の奥には展望台のような休憩スペースがあり、景色を眺めながらもう一休み。

熊野那智大社の朱色の手水舎と展望スペース

まずは霊殿にて参拝を済ませ、境内を散策します。
熊野の神様のお使いである八咫烏(やたがらす)を祀った縣彦社(みあがたひこしゃ)があり、
正面には可愛らしい八咫烏の銅像が鎮座しています。

熊野那智大社の御本殿
八咫烏を祀る縣彦社と社殿群

また、秀衡桜も満開でちょうど見頃。

満開の秀衡桜

さらに、大樟(くす)の胎内くぐりにも挑戦。
樹齢850年の御神木で、幹が空洞化しており、護摩木を持って通り抜けることができます。
なんとか無事に潜り抜けることができました。

樹齢850年の大樟、胎内くぐりができる御神木
熊野那智大社の御朱印

最後に御朱印をいただき、山門を抜けて青岸渡寺へ向かいます。


山門をくぐると、そこは青岸渡寺の境内。
本堂は那智大社の朱塗りとは対照的に、天然木の風合いを活かした素木造りで、
歴史の重みを感じさせます。

青岸渡寺の素木造りの本堂と幟旗
青岸渡寺本堂の「那智山」の扁額

ここでは本堂内で御朱印をいただけます。
西国三十三所の第一番札所ということで、御納経帳を新たに購入。

西国三十三所第一番札所・青岸渡寺の御朱印
新たに購入した西国三十三所観音霊場の御納経帳

また今回は、本来の趣旨でもある納経として写経も納めることができました。

青岸渡寺に納めた般若心経の写経

本堂を出て右手に進むと展望スペースがあり、
緑の山々を背景に流れ落ちる那智の滝を望むことができます。
朱塗りの三重塔とのコントラストはまさに絶景です。

青岸渡寺の展望スペースから望む三重塔と那智の滝

境内を抜け、大黒天堂と阿弥陀堂を参拝しながら三重塔へ。
せっかくなので塔にも登り、上からの景色も楽しみます。

青岸渡寺境内の朱塗りの大黒天堂
青岸渡寺境内の阿弥陀堂

那智山の朱塗りの三重塔
三重塔から望む那智の滝

入口の鳥居をくぐると、またしても階段。
今度は下りです。つまり帰りは上り…。少し気が重くなりますが、覚悟を決めて進みます。

那智大滝と刻まれた石碑、鳥居をくぐり階段を下る参拝者たち

下から見上げる那智の滝は圧巻の迫力。
さらに御瀧拝所舞台へ進むと、水しぶきが届くほどの近さで滝を体感できます。

御瀧拝所舞台から間近に見る那智の滝

延命長寿の水(延命水)も一口いただき、乾いた喉に染み渡るような感覚でした。
神霊石、光ヶ峯遥拝石をお参りし、飛瀧神社でも御朱印をいただきます。

神霊石の前に掛けられた絵馬
光ヶ峯遥拝石と説明板

なんとか階段を登り切り、売店で購入した黒飴ソフトクリームを一口。
甘さが体に染み渡り、再び元気を取り戻しました。

登り切る帰路の森の中の石段
売店で購入した黒飴ソフトクリーム

帰りも大門坂を歩いて下り、駐車場へ戻ります。
朝の天気予報では午後から雨でしたが、確認すると雨予報は消えていました。

時間に余裕ができたので、勝浦漁港へ寄り道。
「にぎわい市場」で食事をすることにします。

ここでいただいたのは「鮪問屋のまかない」。
漬けマグロ丼は口の中でとろけるほど柔らかく、絶品の美味しさ。

鮪問屋のまかない丼と緑茶
勝浦漁港にぎわい市場のまぐろ直売店

海を眺めながらテラス席でいただくマグロは格別でした。

テラス席から眺める勝浦漁港の穏やかな海

お腹も満たされ、13時過ぎに帰路へ。
勝浦漁港から約1時間で、最後の寄り道「花の窟神社」に到着。

花の窟神社のご神体である巨岩を見上げる
花の窟神社の岩窟前に設けられた祭壇と玉砂利

日本書紀にも記される日本最古の神社といわれ、イザナミノミコトが祀られている神聖な場所です。
境内には丸石が祀られ、幹部を癒してもらえるとの言伝えがあります。
腰や肩こりを癒してもらえるよう、参拝をしてきました。

花の窟神社境内に祀られた丸石
花の窟神社の御朱印

今回の旅最後の御朱印をいただき、14時半、ここから500kmのロングツーリングが始まります。


1回目の休憩:嬉野PA(約110km・1時間半)
 → 残り370km
2回目の休憩:刈谷SA(さらに100km)
 → 残り270km(ここで最後の給油)

トリシティ155の燃費は良いものの、航続距離は250kmと短いのですが
トリシティ300はタンク容量は13リットルと倍以上大きくなり、約350kmの走行が可能になります。
この差は想像以上の安心感につながりました。

浜松に入る頃には日も暮れ、遠州森町PAで軽く夕食。
蕎麦をいただき、19時半に再出発。自宅に到着したのは22時半。
約8時間で500kmを走破しました。

右肩には多少の痛みが出ましたが、疲労はそれほどでもなく、
そのまま就寝して朝までぐっすりでした。


4/9〜4/13の旅。途中浜松で2日ほどのんびりしたので、3日間で1,250kmを走破した事になります。
今回は300ccクラスの恩恵をしっかり感じるツーリングとなりました。

次回は5月、3泊4日で第二番札所から第五番札所を巡る予定です。
トータルで約1,200km…果たして大丈夫でしょうか。乞うご期待です!


項目詳細金額
初穂料熊野那智大社500
初穂料青岸渡寺2,700
拝観料三重塔500
初穂料飛瀧神社500
初穂料花の窟神社300
食事(にぎわい市場)鮪問屋のまかない1,600
ETC(大紀本線→厚木)中央道→圏央道7,860
ガソリン宇佐美1,905
合計
15,865

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