熊野速玉大社、神倉神社、熊野本宮大社

バイク

今日は西国三十三所めぐりのスタートです。
西国めぐりは現地にたどり着くまでに約300kmという長距離移動がつきもの。
そのため、早めに出発して現地での時間を有効に使うことにしました。


6:30に浜松を出発し、高速道路で紀伊半島・新宮市を目指します。
東名高速で浜松ICから入り、豊田JCTで伊勢湾岸自動車道へ。
さらに四日市JCTから東名阪自動車道、亀山南JCTから伊勢自動車道へと進み、勢和多気から紀勢自動車道に入り熊野大泊まで、約280kmの道のりです。

途中、長島・安濃・奥伊勢の3箇所で休憩を取りながらの移動でしたが、300ccの余裕もあってそれほど疲れることもなく、新宮に到着しました。

長島
安濃
奥伊勢

高速を降りて海岸沿いの国道311号をしばらく進むと、最初の目的地「獅子岩」が見えてきます。
確かに大きな岩ではありますが、最初はどこが獅子なのかよく分かりません。

そのまま通り過ぎた先で展望台の看板を発見。
バイクを停めて振り返ると、見事に獅子の顔が現れました。
「なるほど」と納得しつつ、ちょっとした感動とともに写真を一枚。


12時を回り、お腹も空いてきた頃に道の駅「パーク七里御浜」を発見。
立派な建物で2階にはテラスもあり、景色も良さそうだったのでここで昼食にします。

2階の「ごちそうダイニング」でシラス丼を注文。
大きめのどんぶりにたっぷりのシラスが乗っていて、味もボリュームも大満足。
海鮮も気になりましたが、それは夜のお楽しみに取っておくことにしました。


昼食後は快晴の空の下、次の目的地・新宮城跡へ。
道の駅から国道311号→42号を約10km進み、熊野川を渡ると新宮市に到着です。

新宮城は、源為義の娘・丹鶴姫の住まいであったことから「丹鶴城」とも呼ばれています。
見事な石垣が今も残り、「続日本100名城」に選ばれているのも納得の風格です。

地元のお爺さんが石垣について詳しく説明してくれる場面もあり、ちょっとした交流も楽しめました。
山(丹鶴山)の上にあるため石段を登ると、広々とした公園が広がります。
桜もまだ残っており、家族連れがお花見を楽しむ姿も見られました。

天守台からは熊野川の河口と新宮市内が一望でき、しばらく景色を眺めながらのんびり散策しました。


続いて、熊野三山のひとつ「熊野速玉大社」へ参拝。
新宮城跡からはバイクで数分の距離です。

駐車場にバイクを停め、大鳥居のある朱塗りの下馬橋へ。
橋を渡り、石畳の参道を進むと、まず右手に八咫烏神社。
さらに左手には、樹齢千年とされる御神木「梛」がそびえ立っています。

下馬橋と大鳥居
御神木「梛」

さすが世界遺産と感じさせる見どころの多さです。
また、平安中期から鎌倉時代にかけて上皇たちが盛んに参拝した記録が石碑として残っている点も印象的でした。

神門をくぐると、朱塗りで統一された美しい社殿が広がります。
境内にはさざれ石やオガタマノキ、世界遺産の石碑、さらに新宮神社や恵比寿神社も静かに佇んでいます。

ゆっくり見学した後、御朱印をいただき、次の目的地へ向かいます。


続いて訪れたのは、熊野の神が降臨した地とされる神倉神社。
巨岩「ゴトビキ岩」が祀られていることで有名です。

ここも熊野速玉大社からバイクで10分ほど。
駐車場から進むと朱塗りの大鳥居が現れ、その先には有名な急勾配の石段が待ち構えています。

538段の不規則な石段はまさに難関。
途中すれ違う参拝者に励まされながら、なんとか登りきると、圧倒的な存在感のゴトビキ岩が目の前に現れます。

振り返れば、新宮市内と太平洋を一望する絶景。
しばし息を整えながら、その景色を堪能しました。

なお、神倉神社の御朱印は熊野速玉大社でいただけるとのことで、一度戻って無事拝受しました。


当初は宿へ向かう予定でしたが、まだ15時だったため、約30km先の熊野本宮大社へ向かうことに。
熊野三山を巡れる絶好の機会です。

熊野川沿いの国道168号は、景色の良いワインディングロード。
快晴の中、気持ちよく走り約1時間で到着しました。

速玉大社とは対照的に、木造の落ち着いた雰囲気が魅力的です。
杉木立の中を進み、158段の石段を登ると社殿へ。

参拝は順序が決まっており、証誠殿→中御前→西御前→東御前→満山社の順でお参り。
境内には八咫烏や天地人のレリーフ、亀石・大黒石など見どころも豊富です。

拝殿
神門

また、毎年掲げられる漢字一文字も印象的で、
令和六年「運」、令和七年「思」、令和八年「笑」が飾られていました。

約1時間の参拝後、御朱印をいただき宿へ向かいます。


1時間ほどで宿泊先のサンシャインホテルに到着。
地下にバイク駐車場があり、朝食付きでリーズナブルなお宿です。

まだ明るかったので「浮島の森」まで散歩しつつ夕食のお店を探し、
ホテルのサービス券をきっかけに「居酒屋マナヤ」へ。

浮島の森

サービス券の内容を見て驚いたのが「イルカのお造り」。
珍しい一品に加え、生マグロの漬け寿司や地魚の刺身、地酒まで揃った充実の内容で、
なんと3,000円というコストパフォーマンス。

地酒 太平洋
地魚の刺身
マナ寿司とイルカのお造り

日曜の夜にも関わらず店内は賑わっており、地元で愛されている様子が伝わってきました。

満足してホテルに戻り、早めに就寝。
一日の疲れをしっかりと癒しました。


今回の走行距離は浜松から新宮まで約400km。
朝6:30出発で、約300kmの高速移動に5時間ほどかかりました。

気温は20℃と4月初旬にしては暖かく、絶好のツーリング日和でした。


明日は少しゆっくり出発し、今回のメイン目的地である那智の青岸渡寺へ向かいます。
午後から雨予報のため、午前中に観光を済ませて早めに帰路につく予定です。


項目詳細金額
初穂料熊野速玉大社500
初穂料神倉神社500
初穂料熊野本宮大社500
食事(ごちそうダイニング)しらす丼1,280
宿泊サンシャインホテル7,500
ETC(浜松→大紀本線)中央道3,550
ガソリンエネオス1,469
ガソリンCOSMO1,836
合計
17,135