秩父三十四所めぐり 2日目

バイク

秩父三十四所めぐり2日目に行ってきました。

今回は、12番札所 野坂寺から21番札所 観音寺までの10か所を巡拝します。

前回は1番札所から11番札所まで順調に巡ることができましたが、今回は朝からちょっとしたハプニング続き。それでも秩父らしい風景や見どころの多いお寺、美味しい名物グルメまで楽しめた充実した一日になりました。


朝7時頃に自宅を出発。

圏央道で青梅ICまで向かう予定でしたが、八王子付近から渋滞が始まってしまったため、予定を変更してあきる野ICで高速を降り、青梅街道経由で秩父へ向かうことにしました。

ところがここで、いつもの**「ナビマジック」**が発動。
まあ、ナビのせいではなく自分のせいなんですけどね。
右折するところを見過ごして真っ直ぐ行ってしまい
違っているかもと思いながらも引き返すタイミングを逃してしまい
30分ほど大きく時間をロスしてしまいました。

まあ、毎回何かしらありますね(笑)。


9:45 道の駅到着

予定より約1時間遅れ。

少し小腹も空いてきたので、道の駅で休憩することにしました。

冷たい水とちまきをいただいて一息。

ここで気持ちを切り替えて、いよいよ札所巡りをスタートします。


本日最初のお寺です。

立派な楼門をくぐると、一般的な仁王像ではなく閻魔大王をはじめとする十王像が安置されています。

さらに、

  • 牛の背中に乗った「十牛観音」
  • 怒りや病気、悩みを預かってくれる「あずかり観音」

など、他のお寺ではあまり見られない仏様が祀られていました。

境内へ進むと、おそうじ小僧の可愛らしい石像がお出迎え。

そのほかにも、

  • 童顔の六地蔵
  • 手水舎の観音像
  • ふれあい観音
  • 本堂唐破風下の一木彫りによる三頭の巻き龍

など、本当に見どころが盛りだくさん。

最初のお寺からじっくり見学してしまいました。


前日に「あめ薬師」のお祭りがあったようで、檀家の皆さんが後片付けをされていました。

目の前には西武秩父線の駅があり、踏切の音が静かな境内に響いていて、とても風情があります。

本堂の彫刻も見事ですが、一番印象に残ったのは一切経蔵

心柱の上に六角形の経蔵が乗っていて、ぐるりと回転させることができます。

中には一切経1630巻が納められており、

3回回すと一切経をすべて読んだのと同じ功徳がある

と言われています。

もちろん挑戦してみましたが…

重い!

とても3回は無理で、1回転が精いっぱいでした(笑)。


予定ではもう少し巡ってから昼食の予定でしたが、時間が押してしまったので先にランチ。

今回は秩父名物として有名な吉田屋へ。

注文したのはもちろんわらじカツ丼

1枚1250円、2枚1500円とのこと。

250円差なら迷わず2枚でしょう(笑)。

運ばれてきたカツは、本当に名前のとおり「わらじ」のような大きさ。

薄く伸ばした豚カツに甘じょっぱい醤油ベースのタレがたっぷり染み込んでいて、ご飯との相性は抜群です。

美味しかったのですが…

さすがに2枚は大迫力。

食べ終わる頃にはお腹がパンパンでした。


食後は近くの今宮神社へ。

最初は「お寺かな?」と思っていたのですが、境内に入ると神社らしい落ち着いた雰囲気。

かわいらしい噴水のある池や、存在感抜群の龍神木が迎えてくれます。

何人かの方が木の上を見上げていたので聞いてみると、

「フクロウがいますよ。」

教えていただいた方向を見ると、小さな可愛らしいフクロウが枝に止まっていました。

まさか神社でフクロウに出会えるとは思わず、とてもラッキーでした。

せっかくなので御朱印もいただいて次の札所へ向かいます。


住宅街の中にひっそり建つ小さなお堂。

とても素朴で親しみやすい雰囲気です。

本堂前には輪廻塔があり、お経が刻まれた円盤を回すことで、

  • 生者には最高の幸せ
  • 亡者には極楽往生

が約束されると伝えられています。

もちろん心を込めて回してきました。


白漆喰がとても美しい観音堂。

山門前の石段を降りると、すぐ目の前に西武鉄道の踏切があります。

列車が通る音が聞こえる、秩父らしい風景です。

階段下には一願達磨や、実際に使われていた鉄道の車輪も展示されていました。


少し鄙びた雰囲気が魅力のお寺。

境内には茅葺き屋根を載せた大きな酒樽があり、その中には小さな大黒天が祀られています。

さらに印象的だったのが、コの字型の回廊堂。

四国八十八ヶ所霊場の本尊が安置されており、一巡すると四国遍路と同じ功徳があるとされています。

もちろん一周しっかり巡拝してきました。


午後になると日差しがかなり強くなってきました。

途中でコンビニに立ち寄り、水分補給。

夏の巡礼では本当にこまめな水分補給が大切ですね。

こちらのお寺も見どころが多く、

  • 唐獅子や龍の彫刻
  • 念仏回廊の鶴の板絵
  • 有形文化財にも指定されている百観音尊容の梵鐘

など、細かな装飾まで楽しめました。


歴史を感じさせる観音堂。

正面の唐破風と力強い彫刻が見事です。

回廊には大日如来や千手観音など多くの仏様が祀られていました。

境内には蓮華堂や不動堂もあり、笑顔の「ニコニコ地蔵尊」が参拝者を優しく迎えてくれます。


こちらは巨大な一枚岩の上に建つ珍しいお寺。

ゴツゴツした岩盤の上に建物が立っている様子は、とても不思議な光景でした。

境内へ近づくと、竹の風鈴が心地よい音色を奏でています。

暑さを忘れさせてくれる涼やかな音でした。

身代わり地蔵尊や三途婆堂もあり、静かな雰囲気の中でゆっくり参拝できました。


19番札所から20番札所へ向かう途中、荒川に架かる新秩父橋を渡ります。

そのすぐ横には、大正から昭和の面影を残す旧秩父橋があります。

現在は歩行者・自転車専用となっていますが、美しいトラス橋の姿は思わずバイクを停めて写真を撮りたくなるほど。

秩父らしい景色の一つとしておすすめのスポットです。


駐車場から森の中を少し下ると観音堂が見えてきます。

境内では荒川のせせらぎが聞こえ、暑さで火照った身体が少し涼しく感じられました。

戦国時代の兵乱で焼失し、現在まで仮堂が使われている珍しい札所。

しかも個人所有の観音堂とのことです。

観音堂は外陣まで入ることができ、天井からは色鮮やかな**瓔珞(ようらく)**が吊るされています。

本堂前には魔尼車もあり、しっかり回してお参りしてきました。


本日最後の札所です。

「矢之堂」とも呼ばれ、火災を免れたことから火伏せの観音として信仰されています。

ところが後に隣接する小学校の火災によって類焼し、現在も仮堂が使われているそうです。

「火伏せの観音なのに…」と少し不思議な歴史を感じながら、本日の巡拝を締めくくりました。



Screenshot
  • 巡拝札所:12番~21番(10か所)
  • 走行距離:約240km

朝は渋滞とナビの遠回りで予定よりかなり遅れてしまいましたが、その後は順調に巡拝することができました。

ただ、この日は本当に暑く、午後になるにつれて喉の渇きがかなり厳しくなりました。

夏の巡礼では、こまめな水分補給と適度な休憩が何より大切だと改めて実感しました。

次回は今回時間の都合で立ち寄れなかった秩父神社にも参拝してから、続きを巡りたいと思っています。

秩父三十四所巡礼も、少しずつ折り返し地点が見えてきました。

次回の巡礼も楽しみです。


項目詳細金額
御朱印野坂寺 札所12番500
御朱印慈眼寺 札所13番500
御朱印今宮宮500
御朱印今宮坊 札所14番500
御朱印少林寺 札所15番500
御朱印西光寺 札所16番500
御朱印定林寺 札所17番500
御朱印神門寺 札所18番500
御朱印龍石寺 札所19番500
御朱印岩之上堂 札所20番500
御朱印観音寺 札所21番500
食事(安田屋)わらじカツ丼(2枚)1,500
ETC(厚木→あきる野)圏央道1,190
ETC(青梅→厚木)圏央道1,470
ガソリン宇佐美1,235
合計
10,895