先日、映画を目当てに調布を訪れた際、どうしても気になっていた場所がありました。
それが、関東屈指の古刹であり、蕎麦の聖地としても名高い**「深大寺」**です。
前回は駅周辺の散策で終わってしまいましたが、膨らむ「行ってみたい!」
という思いを抑えきれず、さっそく再訪してきました。
今回は、心ゆくまで深大寺とその周辺を満喫した1日の記録をお届けします。
1. 朝の静寂に包まれる深大寺
朝8時の電車に乗り込み、現地に到着したのは9時半ごろ。通勤ラッシュが一段落した後の移動はスムーズで、幸先の良いスタートです。



門前の誘惑と荘厳な本堂
10時前という早い時間でしたが、門前のお店はすでに活気づき始めています。
まずは、香ばしい匂いに誘われてお団子とそばまんじゅうをチョイス。
食べ歩きを楽しみながら、山門前の「不動の滝」と「不動堂」へ。
道中、**「雀のお宿」**という、まさに物語に出てきそうな趣のあるお蕎麦屋さんを発見しました。次はあそこもいいな、なんて想像を膨らませつつ、いよいよ山門をくぐります。


本堂で目を引いたのは、立派な唐破風(からはふ)。
深大寺の寺紋である「桜」の釘隠しが太陽の光を浴びて金色に輝く様は、息をのむ美しさでした。朝の澄んだ空気の中、ゆっくりと御朱印をいただき、広い境内を巡ります。


見どころ満載の境内巡り
深大寺はとにかく広く、見どころが凝縮されています。

- 釈迦堂・元三大師堂:歴史の重みを感じる静かな空間。
釈迦堂には国宝の銅造釈迦如来倚像が祀られています。 - 開山堂:山門から北門へと続く緩やかな坂を登った先にあります。
お堂の前は展望台になっていて辺りを見渡すことができ、
深呼吸したくなるような清々しさに包まれました。

2. 「松葉茶屋」で味わう至福の深大寺そば
北門を出たところで少し早めのランチタイム。今回は、大きな「こならの木」が店内にそのまま残っていることで有名な**「松葉茶屋」**にお邪魔しました。
少し肌寒い日だったので、注文したのは温かい**「にしん蕎麦」。さらに、欲張って「そばがき」**も追加しました。


実食レポート お蕎麦は少し緑がかった白めの色合いで、しっかりとしたコシがあります。関東風の濃いめのつゆが、冷えた体に染み渡る……。湧き水が豊富なこの地だからこそ、これほど美味しいお蕎麦が打てるのでしょうね。
テラス席には焚き火があり、揺れる炎を眺めながらの食事は最高に贅沢な時間でした。
11時前という時間帯のおかげで、混雑に巻き込まれずのんびり過ごせたのも正解でした。
植物園を巡った後、12時過ぎに通った際には流石に観光客で列が出来始めていました。



3. 神代植物公園で「謎解き」散策
お腹を満たした後は、目の前の神代植物公園へ。ここで面白い試みに挑戦しました。
無料の謎解きイベントアプリです。
マップを頼りに指定の場所へ行くと、スマホに謎が送られてくる仕組み。
梅園と大温室の春
入り口に係員におすすめされ、今が見頃の梅園へ向かいます。
小さな橋を渡ると、そこには多種多様な梅が咲き誇っていました。
1本1本種類が異なるため、色や形、香りの違いをじっくり楽しめます。



続いて向かった大温室では、珍しい**「ヒスイカズラ」**が開花中。
青緑色の宝石のような花がブドウの房のように垂れ下がる姿は、どこか神秘的です。
正午ちょうどには、入り口のカリヨンから季節のメロディが。少し音程が外れているような……? そんな愛嬌のある音色に、思わず笑みがこぼれました。😜

意外とガチ(?)な謎解き
散策のお供にした謎解きですが、これが意外と本格的!
ポイント判定がかなりシビアで、「あと数メートル!」というところまで
近づかないと反応してくれません(笑)。
最終問題の場所が正反対だったため、景品の栞は諦めましたが、
ただ歩くよりもずっと記憶に残る散策になりました。
4. 時の流れを感じる水車館と城跡
植物園を後にし、再び深大寺のエリアへ。 バス通りへ向かう途中、
大黒天・恵比寿様、そして龍虎の大石像に出会いました。
三頭身の神様たちの満面の笑みを見ていると、歩き疲れた足取りもふっと軽くなります。

都会に息づく歴史の跡
- 水車館:
かつて雑木林を抜ける小川で蕎麦の実を挽いていた時代の名残。
100年前の風景に思いを馳せます。 - 深大寺城跡:
水生植物園の奥にある小高い丘。想像以上に広く、芝生が広がる開放的な空間でした。
近所に住んでいたら、毎日お散歩に来たいくらいの心地よさです。


5. 旅の締めくくりは地上12階の絶景
最後は調布駅に戻り、**「文化会館たづくり」**の12階展望フロアへ立ち寄りました。
眼下には調布飛行場や味の素スタジアムから読売ランド。
遠くには丹沢から高尾山まで続く山並みがくっきりと見え、関東平野の広さを実感。
穏やかな冬の陽の光とともに、1日の充実感を噛み締めました。
最後に:1万8千歩の心地よい疲れ
本日の歩数は、なんと1万8,000歩! 深大寺の歴史、植物園の自然、そして美味しいお蕎麦。
盛りだくさんの行程で、帰宅後のお風呂が最高に気持ちよかったです。
次は、暖かくなるのを待って、計画していた**「丑年ご開帳の寺院巡り」**を
スタートさせようと思います。
皆さんも、春の足音を探しに調布へ出かけてみませんか?
| 項目 | 詳細 | 金額 |
| 初穂料 | 深大寺 | 500 |
| 入園料 | 神代植物公園 | 500 |
| 食事(松葉茶屋) | にしん蕎麦 | 1,500 |
| 電車 | 本厚木ー調布 | 596 |
| 電車 | 調布ー本厚木 | 596 |
| 合計 | 3,692 |
