西国三十三所めぐり2日目|紀三井寺・施福寺・粉河寺の御朱印

木々に囲まれた寺院の山門への石畳の参道と石碑 御朱印

西国三十三所めぐり2日目。
今日は朝7:30にホテルを出発し、2番札所から4番札所、
さらに立ち寄りスポットを含めて巡っていきます。
昨日に続いて快晴で、絶好のツーリング&巡礼日和となりました。

アパホテル和歌山の朝食、和食の御膳と刺身丼、サラダ
ホテルの朝食
アパホテル和歌山の客室窓から見渡す和歌山市街と山並みの朝景
アパホテル和歌山から和歌山市内

この日はとにかく階段の多い一日。
紀三井寺、紀州東照宮、そして難所として名高い施福寺と、足腰を試される行程でしたが、
その分達成感もひとしおでした。


まず最初に向かったのは、西国三十三所第二番札所の紀三井寺です。

西国三十三所第二番札所・紀三井寺の御朱印、山門のイラストと墨書

階段下の駐輪場にバイクを停め、さっそく有名な石段を登っていきます。
以前なら少し身構えていたかもしれませんが、ここ最近の巡礼でかなり鍛えられてきたのか、思っていたほどきつく感じませんでした。

紀三井寺の「紀三井山護国院」の石碑と朱塗りの楼門
紀三井寺の急な石段、木々に囲まれた参道の階段

紀三井寺は山の中腹に建てられているため、境内からの眺めがとにかく素晴らしいです。
和歌山市街から海まで見渡せる景色は開放感抜群で、朝の澄んだ空気も相まって非常に気持ちの良い時間でした。

紀三井寺の本堂、新緑の枝越しに見える木造建築
紀三井寺の多宝塔、金色の相輪と朱塗りの装飾が施された堂宇

さらに仏殿には、日本最大の木造大千手観音像が祀られています。
仏殿3階からは和歌の浦の景色を一望でき、しばらく足を止めて景色を眺めてしまいました。

帰りはせっかくなので、かわいらしいケーブルカーを利用。
歩いて登った後に乗るケーブルカーは、ちょっとしたご褒美のようでした。

紀三井寺のケーブルカー乗り場、小さな車両と乗車口
紀三井寺のケーブルカーのレール、山の斜面から見下ろす市街地の眺め

続いて向かったのは紀州東照宮です。

紀州東照宮の木々に囲まれた参道と朱塗りの鳥居、奥に見える楼門への石段
紀州東照宮の御朱印、朱印と墨書

ここにも「侍坂」と呼ばれる石段があります。
ただ、この時点ではまだまだ余裕。
朝から続く階段にもだいぶ慣れてきました。

紀州東照宮「侍坂」と呼ばれる急な石段と朱塗りの楼門
紀州東照宮の朱塗りの拝殿、境内から見た社殿全景
紀州東照宮の随身像、赤い甲冑姿の武人の彫像
紀州東照宮の随身像、黒い甲冑姿で刀を携えた武人の彫像
「ゆるやかな階段」への案内板、紀州東照宮の別ルート
緑豊かな参道の下り坂から見える和歌浦の海と市街地の眺め

朱塗りの楼門は非常に華やかで、境内に入った瞬間に空気が変わるような感覚があります。
また、日本最大級の木造大仏も迫力満点でした。

紀州東照宮の朱塗りの本殿と石灯籠、極彩色の重要文化財の社殿
紀州東照宮の日本最大級の木造大仏を安置する堂内

拝観料を納めることで、本殿や拝殿など極彩色に彩られた7棟の重要文化財を見学することができます。
細かな彫刻や鮮やかな装飾は見応えがあり、徳川ゆかりの格式を感じられる場所でした。


紀州東照宮の近くにある和歌の浦にも立ち寄ります。

和歌の浦から見渡す入江と橋、市街地の景色
和歌の浦の妹背山へ続く石橋、海に浮かぶ小島と観海閣の眺め

海から吹く風がとても心地よく、巡礼の合間の良い休憩になりました。
片男波海岸の砂浜までのんびり散歩し、不老橋や観海閣などを見て回ります。

和歌の浦、片男波海岸の穏やかな入江と松並木の海岸線
和歌の浦の妹背山、緑に覆われた小島と橋のたもと

歴史ある景観と穏やかな海の景色が美しく、歩いているだけでも癒やされる場所でした。
こういう時間をゆっくり楽しめるのも、今回の旅の魅力です。


途中、「桃園」という喫茶店で昼食休憩。
ドライカレーと名物の桃ジュースでしっかり腹ごしらえを済ませ、
次の目的地である粉河寺へ向かいます。

喫茶店「桃園」のドライカレーと味噌汁のランチセット
西国三十三所第三番札所・粉河寺の御朱印、本堂のイラストと墨書

粉河寺は、大門から本堂まで川沿いに長く広がる境内が特徴的です。
途中には千手堂や大師堂など見どころも多く、歩いていて飽きません。

粉河寺の朱塗りの大門、瓦屋根を見上げたアングル
粉河寺大門の組物と屋根の木組みの近景
粉河寺大門のもう一方の柱と組物の近景

檜造りの質実剛健な中門を抜け、石庭のある階段を上がると立派な本堂が現れます。
本堂では 左甚五郎作の「野荒しの虎」も見られます。

粉河寺の本堂へと続く石段、左甚五郎作「野荒しの虎」の伝説で知られる山門
粉河寺山門の格子窓越しに見える仁王像、金網に守られた古い彫像
粉河寺山門のもう一体の仁王像、格子窓越しの近景
粉河寺境内の「左甚五郎作 野荒しの虎」案内板と大岩
粉河寺境内、屋根付きの覆屋に納められた石碑
粉河寺境内に建つ木造の堂宇、平坦な境内の一角
粉河寺境内の赤い格子戸のある建物、社務所とみられる建築
粉河寺境内、木々に囲まれた小さな堂宇

ここまで階段続きだっただけに、比較的平坦な境内を歩けることに少しホッとしました。
落ち着いた雰囲気も心地よく、ゆったり参拝できるお寺でした。

粉河寺の本堂正面、大きな木造建築
粉河寺本堂の軒下、藤の花越しに見る回廊と階段
粉河寺庭園、名勝の石組みと植栽
粉河寺庭園を別角度から、石組みと苔むした石垣

続いて向かったのは、西国三十三所の難所として有名な施福寺です。

西国三十三所第四番札所・施福寺の御朱印、山門のイラストと墨書

槙尾山観光センター前の駐車場にバイクを停め、売店でお茶を1本購入。
気合いを入れて登山スタートです。

施福寺への登山道、岩壁沿いに続く舗装された山道
施福寺への登山道、木々に囲まれた曲がり道と手すり

最初は急な坂道を登り、ようやく山門へ到着。
しかし、本当の試練はここからでした。

施福寺の山門、木々に囲まれた大きな屋根を見上げたアングル
施福寺山門の金網越しの仁王像、格子窓の中の彫像
施福寺山門のもう一体の仁王像、五色幕越しの近景

施福寺への道は、整備された観光地の階段というよりも、山道に近い石段です。
足場を確認しながら、一歩ずつ慎重に登っていきます。

施福寺への険しい山道の石段、木の根が張り出す登山道
施福寺登山道、新緑の木々に木漏れ日が差す森

途中で2回ほど休憩を挟みながら、約30分かけてようやく境内へ到着。
まだそれほど暑くなく、時折吹く微風が疲れた体を気持ちよく冷やしてくれました。

施福寺境内、石灯籠のある本堂前の広場
施福寺境内の石畳に座る猫、ベンチのそばでくつろぐ姿

そして境内では、猫の「フクちゃん」が出迎えてくれます。
厳しい登りの後だけに、その姿に思わず頬が緩みます。

頑張って登ってきたご褒美なのか、通常は撮影禁止である本堂内も、ここでは撮影OKとのこと。
貴重な仏像や内部の雰囲気をゆっくり拝観することができました。

施福寺本堂の軒下から見上げた屋根の意匠と青空、緑青色の露盤宝珠

帰りは20分ほどで下山できましたが、駐車場に戻った頃には膝がガクガク。
施福寺が難所と呼ばれる理由をしっかり実感しました。


この日の宿泊は堺市内。
予定より早く到着できたため、翌日訪問予定だった仁徳天皇陵を前倒しで見に行くことにしました。

堺市役所21階ロビーから全景を見渡せるとのことで、さっそく向かいます。

堺市役所21階ロビーから見渡す堺市街と仁徳天皇陵周辺の眺望
百舌鳥古墳群の立体模型、緑地の中に浮かぶ前方後円墳の形がよくわかる展示
百舌鳥・古市古墳群の案内板、世界遺産登録された古墳群の解説パネル

地上から見るとただの大きな森や山のようにしか見えませんが、高い場所から眺めることで、その巨大さを改めて実感できます。
それでも21階程度では全貌を完全に見渡すことはできず、古墳のスケールの大きさに圧倒されました。


ホテルにチェックインした後は、近くの居酒屋「ごちそう屋 四季」で一人飲みです。

鰹のタタキ、ヒラメの大根巻き、焼き玉ねぎ、だし巻き卵をつまみに、いも焼酎の水割りをゆっくりいただきます。

居酒屋「ごちそう屋 四季」で提供されたいも焼酎「山ねこ」の水割りと突き出しのイカ入りねぎぬた
美味しかった いも焼酎「山ねこ」と
突き出しの「イカ入りのねぎぬた」
居酒屋のカウンターに並ぶ新鮮な魚と料理の数々
居酒屋「ごちそう屋 四季」の店内、提灯が灯る昭和レトロな雰囲気
居酒屋で提供されたヒラメの大根巻き
ヒラメの大根巻き
居酒屋で提供されたカツオのたたき、薬味とレモンを添えて
カツオのたたき
居酒屋で提供された新玉ねぎのステーキ、串に刺さり照りのあるタレがかかった一品
新玉ねぎのステーキ
居酒屋で提供された自家製の胡麻豆腐
自家製の胡麻豆腐
居酒屋で提供された塩昆布入りのだし巻き卵、大根おろしと大葉を添えて
塩昆布入りのだし巻き卵

たくさん歩いた後のお酒は格別。
静かに一日を振り返りながら飲む時間も、旅の楽しみのひとつです。


今回の走行距離は、和歌山市内から堺市内までの約120km。

朝7:30に出発し、約10時間かけて6ヶ所を巡ることができました。
移動距離自体はそれほど長くなかったため、各地を比較的ゆっくり見て回れたのが良かったです。

ただし、この日はとにかく階段尽くし。

  • 紀三井寺:231段
  • 紀州東照宮:108段
  • 施福寺:約900段

合計すると、1300段近く登った計算になります。

さすがに足には疲れがきましたが、ホテルの大浴場と美味しい焼酎のおかげですっかり回復。
明日の最終日に備えて、この日も早めに就寝しました。


項目詳細金額
御朱印紀三井寺500
御朱印+拝観料紀州東照宮1,000
御朱印+拝観料粉河寺1,000
御朱印+入山料+拝観料施福寺1,500
宿泊スーパーホテル界マリティマ7,030
合計
11,030

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