今回も映画を観に、イオンシネマに行ってきました。
選んだ上映時間は、なんと朝7時15分スタートという超早朝回。
ちょっと早すぎるかなと思いつつも、静かに映画を楽しめる時間帯を狙ってのチョイスです。
ただ、この日は3連休の中日ということもあり、思った以上に館内はにぎわっていました。
しかも、今週から『鬼滅の刃』の新作が始まったばかりで、朝早くから家族連れが
たくさん来場していて、ロビーもなかなかの混雑ぶり。
それでも、私が観たのは大人向けの作品だったこともあり、劇場内は1/5ほどの入り。
ゆったりとした空間で、静かに作品と向き合うことができました。
イオンシネマ座間の座席はふかふかで快適
今回訪れたのはイオンシネマ座間。普段からいくつかのイオンシネマを利用しているのですが、
座間のシアターは座席が少し柔らかめで、個人的には座り心地がとても良かったです。
長時間座っていても疲れにくく、映画を観る環境としては申し分なし。
こういうちょっとした快適さも、映画館選びのポイントになりますね。
作品選びは予告編の直感で
さて、肝心の作品選びですが、今回は事前にあまり深く調べず、劇場で流れるCMや予告編を頼りに、
直感で選びました。
候補としては、阿部寛主演の『キャンドルスティック』と、三谷幸喜脚本・演出の『おい太宰』。
どちらも気になっていたのですが、「そういえば最近三谷作品を観ていなかったな」と思い、
久しぶりに三谷ワールドに触れてみることに。
「ワンシーン・ワンカット」の舞台的映像体験
この『おい太宰』、予告で「ワンシーン・ワンカット」という言葉が使われていて、
正直どういう意味なのか最初はよくわかっていませんでした。
ところが、実際に観てみると納得。
開始から終了まで、一切カットや編集をせず、たった一台のカメラで撮り続けているんです。
つまり、映画全体がひと続きの長回しで構成されていて、まるで演劇の舞台を観ているような感覚。
息の合ったやり取りや、緻密に計算された動きに「よくここまでやったな」と感心させられました。
少人数キャストと緻密な演出
出演者はたったの5人。
カメラも1人の撮影スタッフが担当したとのことで、極限までシンプルに作られた作品だからこそ、
役者たちの演技力や脚本の妙が際立っていました。
三谷作品ならではの、思わずクスッと笑ってしまう場面もしっかり盛り込まれていて、
2時間弱、最後まで飽きることなく楽しめました。
朝から映画でいいスタートを
朝から映画を観るというのも、なかなかいいものですね。
1日の始まりにちょっとした文化的刺激を受けられて、なんだか得した気分になれました。
次はどんな作品と出会えるか、また映画館でのひとときを楽しみにしたいと思います。