映画『モネと時間旅行』感想|ふとっちょオヤジの本音レビュー

スクリーン前のポスター 映画

今日は映画「モネと時間旅行」を観にいってきました。
上映は、「遥かな町へ」でもお世話になったミニシアター「あつぎのえいがかんKiKi」です。

イオンシネマでは上映していないような作品に出会えるのが、ミニシアターのいいところ。
最近はすっかりKiKiに通う回数も増えてきました。

上映は11:30から。
お昼ご飯には少し早く、映画のあとまで待つには少し遅い、なんとも中途半端な時間です。
というわけで、今日のランチは軽めに済ませることにしました。

映画の途中でお腹が鳴っても困りますし、かといってお腹いっぱいで眠くなっても困ります。
映画の前のランチは、このあたりの加減がなかなか難しいところです。

選んだのはドトールのミラノサンド。
その中から、期間限定の「旨辛牛カルビ 麻辣」をチョイスしました。

花椒が効いたピリッとした刺激が美味しかったです。
ミラノサンドというと定番のイメージがありますが、こういう期間限定の味があると、つい試してみたくなりますね。
軽めのランチのつもりでしたが、しっかり満足感のある一品でした。

コーヒーと一緒にさっと食べられるのも、ドトールのいいところ。
上映前の短い時間でも、慌てずにランチを済ませることができました。

ランチを済ませて店を出ると、なにやら外が騒がしい。
何かと思って見てみると、今日は毎年恒例の農大収穫祭のパレードが行われていました。

法被を着て、大根を手に練り歩きです。
結構な人数で、ちょっとびっくり。
大根を持って歩く姿は、いかにも農大らしくて、見ているだけでなんだか楽しくなってきます。

こういう地域のお祭りに偶然出くわすと、それだけでちょっと得した気分になります。
映画を観に来ただけのはずが、思わぬおまけがついてきました。

毎年恒例ということは、厚木の秋の風物詩の一つなのでしょう。
思いがけずお祭り気分を味わいながら、パレードを横目に映画館に向かいます。

今日の「モネと時間旅行」は、フランスを舞台にしたフランス映画でした。
普段はあまりフランス映画を観ることはないのですが、どんな作品なのか楽しみに席に着きます。

フランス映画というと、なんとなく難しそうなイメージがあります。
ただ、タイトルの「モネ」という言葉にも惹かれて、気になっていた作品でした。

物語の舞台は、ノルマンディーの草原に残された古い屋敷。
この屋敷が、ショッピングセンター開発のために買い取られることになります。

100年以上閉ざされていたその家の相続者である一族の中から、4人が代表となり屋敷を調査することに。
屋敷に残された絵画や手紙から、先祖に何があったのかを調べていくうちに、
とんでもない事実に突き当たる、というお話です。

何も知らずに屋敷を訪れた子孫たちが、少しずつ先祖の人生に触れていく。
その過程が丁寧に描かれていて、自然と物語に引き込まれていきました。

古い屋敷に残された手がかりをたどっていく展開は、ちょっとした謎解きのようでもあります。
自分の先祖にどんな人がいて、どんな暮らしをしていたのか。
観ていると、そんなことにも少し思いを巡らせたくなります。

物語は、現代と、100年前の屋敷の最後の住人アデル、そしてその母親オデットと、
3つの時代を行き交いながら描かれていきます。

時代が行ったり来たりする映画は、ともすると分かりにくくなりがちです。
でもこの作品は、それぞれの時代がつながっていく流れがとても心地よく感じられました。

興味深かったのは、パリの風景です。
時代が違っても、ぱっと見では変わらない風景がそこに存在している。
このあたりは、日本との違いを感じさせられるところでした。

日本だと、100年もたてば街の景色はすっかり変わってしまうことがほとんどです。
古いものが当たり前のように残り続けている街並みというのは、ちょっとうらやましくも感じます。

同じ場所に100年前の人と現代の人が立っている。
そう想像してみると、なんだか不思議でロマンを感じます。

そんなところも興味深く、最後の結末まで楽しく観ることができました。
久しぶりにとても楽しめる映画でした。

ミニシアターで観る映画は当たり外れもありますが、今回は大当たり。
こういう作品に出会えるから、ミニシアター通いはやめられません。

ドトールの旨辛ミラノサンドに、思いがけない農大のパレード、そして100年の時を行き来するフランス映画。
小さな発見がいくつもあった一日になりました。

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