今日は映画「緊急取調室」を観にいきました。
映画館は、いつもお世話になっているイオンシネマ。
今回は朝8:30スタートという、なかなか気合いの入った時間帯です。
さすがにこの時間だと館内も比較的空いていて、静かで落ち着いた雰囲気。
朝映画も悪くないな、と思いながら売店へ向かいました。
時間帯的にポップコーンという気分でもなかったので、
今日はドリンクセットのコーヒーをチョイス。
朝のコーヒーを片手に映画館の席に座ると、
「これから一日が始まるな」という感じがして、
ちょっとした非日常感を味わえます。
「緊急取調室」はドラマシリーズを通してすべて見てきた作品なので、
今回の映画版も内容的には安心して観られました。
おなじみのメンバーが揃っているだけで、
画面に説得力と安定感があります。
中でもやはり印象的なのは、
安定の低いテンションの「うぇ〜〜い」。
テレビドラマでは何度も見てきたあの空気感が、
大きなスクリーンでもまったくブレていません。
緊迫した状況の中でも、どこか力が抜けている感じがあって、
「これこれ、やっぱり緊急取調室はこうでなくちゃ」と
思わずニヤッとしてしまいました。
ストーリーとしては、
大規模災害のさなかに総理大臣の事情聴取を
強引に実行するという、かなり無茶な設定。
冷静に考えるとツッコミどころも多いのですが、
そこはこの作品のお約束。
そんな無理筋を押し通していく展開こそが魅力でもあります。
追い詰め方はドラマシリーズ同様、
じわじわと相手の逃げ場を塞いでいくスタイルで、
取調室ならではの緊張感と迫力がありました。
派手なアクションがなくても、
言葉と間だけでここまで引き込めるのは、
役者陣の力あってこそだと思います。
今回、個人的にめずらしく「ドキッ」としたシーンがありました。
それが、比嘉愛未さんが雨の中、パトカーに乗っているところに
定食屋のおばちゃんが話しかける場面です。
物語の本筋としては、特に重要なシーンではないのですが、
なぜか妙に印象に残りました。
ちょっと油断していたところに… 完全にやられましたね。
映画を観終わったあとは、
午後に神田まで出かける用事があったので、そのまま移動。
ちょうどお昼時になったので、
ランチは神田で取ることにしました。
今回選んだのは
「裏神田 自然生村(じねんじょむら)」というお店。
若い男性二人で切り盛りしているお店で、
夜は居酒屋がメインのようですが、
昼はランチ営業もしています。
外観のレトロな感じに、こぢんまりとして落ち着いた感じの
店内がマッチして、独特で懐かしい雰囲気がなかなかよしです。


ランチメニューは4品ほどとシンプル。
今回はその中から
『ホッケのフライ定食』を注文しました。
ホッケのフライに、温泉卵、
とろろ付きの麦ご飯、味噌汁がセットになって、
お値段は税込1000円。
東京のど真ん中・神田という立地を考えると、
これはかなりの高コスパです。


運ばれてきたホッケフライは、
揚げたてで熱々。
衣はサクッとしていて、
身はふっくら。
そこにとろろを絡めて食べると、
これがまた相性抜群でした。
派手さはありませんが、
しっかりと満足感のある定食で、
とても美味しくいただきました。
朝は映画、昼は神田ランチと、
なかなか充実した一日。
こういう何気ない組み合わせも、
後から振り返ると良い思い出になりますね。
