原宿 明治神宮と太田記念美術館

御朱印

今日は、昔の仕事仲間と年に一度の恒例行事になっている飲み会があり、
表参道のいつものお店に行ってきました。
気がつけば、この集まりももう何年続いているんだろう…というくらい長い付き合い。
10年ぶりくらいに会うメンバーもいて、近況報告から昔話まで話題は尽きず、
相変わらず楽しい飲み会になりそうな予感です。

お昼はドムドムバーガーの期間限定「春菊のかき揚げバーガー」を狙って
三ツ境店まで足を運んだのですが、
信じられないくらいの行列になっていて早々に断念…。
人気ぶりに驚きつつ、近くのラーメン屋さんでさっとお昼を済ませ、
電車で原宿へ向かいました。

せっかく原宿・表参道まで出るので、飲み会までの空き時間を使って
久しぶりに明治神宮周辺をゆっくり散策することにしました。
原宿駅に降り立つと、ちょうど雪が舞い始めていて、
都会の真ん中とは思えない幻想的な雰囲気。
竹下通りの賑やかさとは対照的に、
明治神宮へ向かう参道は空気がすっと澄んでいて、
歩くだけで気持ちが切り替わるような感覚になります。


18時からの飲み会まで特に予定もなかったので、
せっかくだからと明治神宮にお参りすることに。
時間にも余裕があったので、まずは明治神宮ミュージアムに立ち寄りました。

令和元年に開館したというだけあって、館内はまだ新しくとても綺麗。
木の温もりを感じる落ち着いた建物で、
外の喧騒が嘘のように静かな空間が広がっています。

受付で入館料を支払うと、
枠だけ印刷された白紙のポストカードがもらえました。
すぐ後ろにスタンプ台が置かれていて、
色版画のような5色のスタンプを順番に重ねて押していくと、
六頭曳儀装車の絵柄が完成します。
スタンプとは思えないほど綺麗で、
ちょっとしたお土産にもなるのが嬉しいポイントです。

この日は、明治神宮所蔵の刀剣が展示されていました。
常設展では、明治天皇が実際に使われていた机や椅子、
ポストカードの図柄にもなっている六頭曳儀装車などが展示されていて、
神社の歴史を身近に感じることができます。
野宮金次郎像などもあり、
「ここにこれがあるんだ」と、少し意外に感じる展示もあって面白いです。

刀剣コーナーには、江戸時代から昭和初期にかけて作られた名刀がずらり。
刀の反りや刃文をじっくり見ていると、
ただの武器ではなく“美術品”としての魅力を感じます。
中でもひときわ目を引いたのが、
室町時代に作られた全長155cmの大太刀。
90cmを超えると大太刀と呼ばれるそうですが、
これはもう別格の存在感で、
ケース越しでもその迫力に圧倒されました。


明治神宮には何度か来ているのですが、
これまで御苑には入ったことがなかったので、今回が初訪問。
参道から少し離れるだけで、
一気に静けさが増し、自然に包まれた別世界のような空間になります。

最近ほとんど雨が降っていない影響なのか、
南池や菖蒲田には水がほとんどなく、すっかり干上がった状態。
水面に映る景色を想像しながら歩くと、
季節や天候によってまったく違う表情を見せてくれる場所なんだろうな、
と感じました。

一番奥には、パワースポットとして知られる清正井があります。
ここだけは枯れることなく水が湧いていて、
静かに水音が響いていました。
ここから池の方へ水が流れていくそうですが、
やはり水量は少なめなのかもしれません。
それでも、ひんやりと澄んだ空気の中にいると、
心がすっと落ち着くような不思議な感覚になります。

土曜日ということもあり、明治神宮全体もそれなりの人出。
御苑にも観光客がちらほらいて、
特に外国の方が多い印象でした。
みなさん、写真を撮ったり、
ゆっくり散策したりと思い思いに過ごしている様子でした。


御苑から参道に戻り、日本一の大鳥居をくぐって明治神宮本殿へ向かいます。
本殿の両側には大きな楠が立っていて、
まるで本殿を守るようにどっしりと構えています。
特に片側は夫婦楠と呼ばれる2本の楠が連なっていて、
長い年月を共に過ごしてきたような風格があります。

お参りを済ませたあとは社務所へ。
今日はここで新しい御朱印帳をいただきました。
御朱印は、印刷されたかのように整った美しい文字で、
さすが明治神宮…という安定感のある一冊になりました。

大都会の真ん中にありながら、
これだけの自然に囲まれた神社でゆっくり過ごす時間は、
日常の忙しさを一旦リセットしてくれるような感覚があります。
参拝を終え、原宿駅前へ向かう頃には、
心も体も少し軽くなった気がしました。

原宿駅前の鳥居の前には「社のテラス」という綺麗なカフェがあります。
歩き疲れたので、ここで少し休憩。
参道に入っていく人の流れをぼんやり眺めながら、
温かいカフェラテで体を温めます。
雪が舞う寒い日には、
こういう何気ない一杯が妙にありがたく感じます。


まだ飲み会まで2時間ほど時間があり、
このままカフェでのんびりしようかな…とも思ったのですが、
近くの太田記念美術館で
「浮世絵おじさんフェスティバル」が開催されていると知り、
せっかくなので立ち寄ることにしました。

場所はラフォーレ原宿の裏手、境界通り沿い。
人通りもそれほど多くなく、
「こんなところに美術館が?」と思うような場所にあります。
ところが館内に入ると、
閉館が近い時間帯にもかかわらず、なかなかの人出。
展示の人気ぶりがうかがえます。

広重、北斎、国芳といった有名な浮世絵師たちの作品に登場する
“おじさん”たちが主役の展示で、
どこかユーモラスだったり、
妙に哀愁を漂わせていたりと、
見れば見るほど味わい深い世界観です。

一枚一枚をじっくり眺めている方が多く、
自然とこちらもゆっくりしたペースで鑑賞。
江戸の人々の暮らしや表情が垣間見えるようで、
思っていた以上に見応えのある展示でした。


閉館近くまで“浮世絵のおじさん”たちを眺め、
名残惜しさを感じつつ美術館を後にします。

新年会の会場は、表参道駅前のApple表参道の脇を裏通りに入り、
さらに細い脇道を抜けて、
ラーメン屋の横を通ったところにある「豊和」というお店。
年に1回しか来ないせいか、
周りの景色が毎回少しずつ変わっていて、
「今年も迷ったなぁ…」と思いながら到着します。

店に入ると、すでに何名か集まっていて、
顔を見た瞬間に当時の記憶が一気に蘇ります。
仕事の話、家庭の話、昔の失敗談まで、
笑いながら話しているうちに時間はあっという間。
今年も変わらず、楽しいひとときを過ごすことができました。


振り返ってみると、
この日はなんだかんだで2万歩オーバー。
雪の舞う明治神宮の広い境内をはじめ、
原宿・表参道周辺を思う存分歩き回る一日になりました。

飲み会だけで終わらせず、
神社や美術館を巡ることで、
ちょっとした小旅行のような充実感も味わえた一日でした。

項目詳細金額
初穂料+ご朱印帳明治神宮1,500
入苑料明治神宮御苑500
入館料明治神宮ミュージアム1,000
入館料太田記念美術館1,000
カフェ(社のテラス)カフェラテ600
電車本厚木ー原宿691
電車表参道ー本厚木691
合計
5,982