映画 新解釈・幕末伝

映画

今日は映画「新解釈・幕末伝」を観にいきました。
最近の定番になりつつある、いつものイオンシネマです。
今回も迷うことなくドリンクセットを選択し、
ポップコーンはお気に入りのあんバター味
甘さと塩気のバランスが絶妙で、映画のお供としては最強クラス。
上映前からすでに気分は万全、準備は整いました。

さて、肝心の映画ですが、
ムロツヨシ、佐藤二郎、山田孝之という
「ふざけるために集めました」と言わんばかりのメンバーが、
最初から最後まで全力でふざけ倒しています。
まあ、ここはもうツッコミどころでもなく、
そういう映画だと分かった上で観に来ていますので、
「しょうがないですね」と、こちらも笑って受け止めるしかありません。

ほかにも実力派の俳優さんたちが随所に登場し、
真面目な顔でコントのような芝居を繰り広げてくれます。
歴史ものらしからぬテンポ感と、
「そこ、そんな解釈にする?」という展開の連続で、
ある意味、頭を空っぽにして観るのが正解な作品です。

ムロツヨシ演じる坂本龍馬が中心となり、
山田孝之の桂小五郎、佐藤二郎の西郷隆盛、
そして広瀬アリスのおりょうが絡んでいくのですが、
この掛け合いがとにかく賑やか。
それぞれの俳優さんの“色”がはっきりしていて、
同じシーンに立っていても全く被らないのが面白いところでした。
特に山田孝之と佐藤二郎の存在感は強烈で、
「その真顔でそれをやるのか」と思わず吹き出してしまう場面も多々。

ムロツヨシの、徹底的にふざけ切るスタイルも相変わらず好きなのですが、
今回はそれ以上に、
佐藤二郎と山田孝之の“真顔でふざける”芝居が印象に残りました。
表情は至って真剣なのに、
やっていることと言っていることは完全にアウト、
このギャップが本当にずるいです。

正直な感想としては、
「まったくもう💢 ふざけ過ぎ!」
という一言に尽きます。🤭
ただし、それは完全に褒め言葉。
むしろ、これくらいふざけてくれないと
このメンバー、このタイトルで作る意味がないですよね。
最初からそのノリを期待して観に行っている自分もいますし、
期待通り、いや期待以上にバカバカしくて、
しっかり笑わせてもらいました。

映画のあとは、そのままフードコートへ。
お昼ごはんはラーメンに餃子、
さらにミニチャーハンまで付けて、
なかなかの炭水化物祭りです。
お昼時ではありましたが平日ということもあり、
店内はそこそこ空いていて、
周りを気にすることなく、のんびりとランチができました。
映画の余韻に浸りながら食べるラーメンは、
なんだかいつもより美味しく感じます。

食事を終えたあとは、
明日の予定に備えて少し買い物へ。
映画を観て、お腹を満たして、
あとは必要なものを揃えるだけ。
特別な一日ではないけれど、
こういう何気ない休日の過ごし方も悪くないな、
そんなことを思いながら映画館を後にしました。