映画 ブラックショーマン

映画

今日は公開初日となる映画「ブラックショーマン」を観に行ってきました。
公開初日ということで多少の混雑を覚悟していましたが、実際の入りは1割程度で、
思ったよりも空いていて快適でした。
ただし、映画館全体としてはいつも以上に人が多く、ロビーも妙に賑わっていました。
どうやら同じ時間帯に「プリキュア」の上映が重なっていたようで、
親子連れのお客さんが多かったのが理由のようです。
ちょっと不思議に思いながらも、「ああ、そういうことか」と納得。
ちなみに今回も恒例のイオン株主優待を活用して、当日券をお得に購入しました。

「ブラックショーマン」は東野圭吾原作で、主演は福山雅治。
公開前から“王道のミステリー作品”として注目されていました。
福山といえば「ガリレオ」での湯川学や、「ラストマン」での皆実といった印象が強いですが、
今回の神尾というキャラクターはかなりクセのある人物。
率直に言うと、性格が悪いと感じる場面も多く、もし現実で関わることがあったら
腹立たしくなるタイプだろうな、とスクリーンを見ながら思いました。
その分、物語のスパイスとしてはとても効いていて、観客を引き込む存在感はさすがです。

もう一人、印象に残ったのは有村架純さん。
彼女が演じる真世は、父親を殺された娘という難しい役どころですが、
悲しみを胸に秘めながらも真相に立ち向かう強さがしっかりと伝わってきました。
過去に出演していた「コーヒーが冷めないうちに」や「ちひろさん」、「花まんま」を
思い出しながら、改めて幅広い役を演じられる女優さんだと感じました。
特に、叔父である神尾に鋭いツッコミを入れるシーンでは、
小さな笑い声が聞こえてきて、重たい物語の中での良いアクセントになっていました。

映画を観ながらふと頭をよぎったのが、年末公開予定の「ラストマン」の新作です。
福山雅治と大泉洋の掛け合いがまたスクリーンで観られると思うと、
今から楽しみで仕方ありません。今年は映画館に足を運ぶ回数が多くなりそうです。


映画を観終わった後は、久しぶりにコメダ珈琲へ立ち寄りました。
本当は「かつや」で期間限定メニューのカレーカツ丼を食べようと思っていたのですが、
残念ながら既に終了していて断念。
代わりに頭に浮かんだのがコメダの「カツカリーパン」。
結局「チーズカリートースト」を選びました。

チーズの濃厚さとスパイシーなカレーが絶妙に絡み合い、パンのボリュームもしっかりあって
満足度の高い一品でした。
しかも値段も手頃で、ランチにはちょうど良い感じ。というわけで、
追加で「お月見シロノワール」も堪能しました。
マロンクリームにキャラメルソースがかかりふりかけのアーモンドが良いです。
季節限定メニューという特別感もあって、つい笑顔になってしまいました。


映画と美味しいカフェタイムを満喫した一日。
次に観に行く予定の作品は「ベートーヴェン捏造」。ク
ラシック音楽を題材にした映画はあまり多くないので、
どんな物語が展開するのかとても興味があります。
バカリズムの脚本ですので、そこも楽しみです。